薄毛対策 アデランスブラザーズ

アデランスブラザーズ

長男 谷村新司   次男 さだまさし  三男 松山千春  

 そういえば、昔、アデランスブラザーズというのがあった。いずれも当時流行のニューミュージックの旗手だったように思う。それがみんな薄毛だったので、そんなニックネームがついたのだろう。団子三兄弟みたいに長男、次男、三男まで決まっていたようだ。南こうせつはおじだったらしい。

人生や恋に悩む歌

 たぶん、フォークソングがその原型なんだろうけれど、「やさしさ世代」とか呼ばれて、もちろん曲もそうなんだけれど、その詞が文学的だったり、傷ついた心を癒してくれたりで、とても心に響く歌を歌っていたように思う。人生や恋に悩む歌が多く、ユーモアあふれたトークも伴って、多くの若者たちの支持を集めた。1970年代から80年代にかけてだろうか。

人生や恋に悩むと薄毛になる

 古き良き青春時代を歌う歌い手の共通点が薄毛なんて、よくわからないけれど、いろいろ悩んだんだろうな、だから髪の毛が薄くなったんだろうなと、なんとなく、妙に納得できるのものがあった。彼らに限らず、この手の歌手にはマスメディアよりコンサートなどのライブを重視する傾向があった。松山千春などはTV出演自体を拒否していたように記憶する。薄毛が強調されないようにするためとは思わないが、そういった態度そのものが、人や社会をより深く考えているイメージを与えていたと思う。「TVが一億総白痴化を促す」とまことしやかに語られていた時代だったからだ。

薄毛=アデランス?

 それにしても「薄毛=アデランス」というのは、どうなんだろう。当時はそれだけ、アデランスの認知度が高かったのだろう。ひところ宅急便と言えば宅配便全体をイメージしたようなものだ。その後更生はしたものの、そのアデランスは倒産の憂き目に遭う。おかげでCMとかも減ってきたうえ、業界により多くの会社が参入したこともあり、カツラと言えばアデランスとまでは言えなくなった。

その後のアデランスブラザーズ

 その結果、アデランスブラザーズの名前もすたれていく。もちろん、谷村新司、さだまさし、松山千春などの人気も時代が下るに伴ってしてきたということもあるかもしれない。その方が大きいか。3人とも寄る年には勝てずというところなのだろうが、人気はともかく、毛量はずいぶん減ってきた。松山千春などは、その後一気薄くなってしまい、完全にスキンヘッドにしてしまった。でも、人生について、恋について悩むと頭の毛が薄くなる。そのあたりの関連性、相関関係はどのくらいあるのかわからない。でも、イメージ的に完全に結びついたのは、この「アデランスブラザーズ」というくくりであった。

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