薄毛対策 一子相伝の秘伝の育毛剤

一子相伝の秘伝の育毛剤

 「お前の髪はすでに死んでいる。」

 いくらよみがえらそうとしても、一度死んでしまった髪はもう元にはもどらない。薄毛と闘う男たちは、よみがえらない髪にある種の虚しさを感じながら、それでも、日夜薄毛との闘いに挑み続けるのであった。

 その育毛剤は我が家の冷蔵庫の中にあった。

 我が家の冷蔵庫には、焼酎の1合ペットボトルに入った手作り育毛剤がある。隣に住むおばあさんが作ってくれたものだ。おばあさんがわざわ持って来てくれたものだが、なぜくれたのかはわからない。もちろん、察しはつくけれど。受け取ったのも冷蔵庫に入れて保存したのも妻である。

 なんと育毛剤が手作りされている。

 ゆずの種を乾燥させ、焼酎でそのエキスを取り出して、作ったものだそうだ。詳しい作り方も聞けば教えてくれるのだろうと思う。特別尋ねはしなかった。そもそも市販されている有名な育毛剤だって、遺伝性の壮年薄毛には効きはしないと思っている自分には、手作り育毛剤などあてになるかい、っていうところだった。

 手作り育毛剤は普通にあった。

 それでも、ネットで調べてみたら、手作り育毛剤というのもあるようだった。有名どころでは、TOKIOの城島茂さんが鉄腕ダッシュというテレビ番組でアロエから作った育毛剤。でも、どうもこれは、となりのおばあさんの手作りとは全然違う。焼酎を使うものとしては、アロエを使うものの他にみかんの皮を使うものもあった。このあたりは結構似ている。おそらく、こういう作り方をするのだろう。ゆずの種を乾燥させて、やればいいと思う。ただ分量などはわからない。今度、作り方を聞くことができたら、このブログに載せておきたい。

 効果もあるようだ。

 使い心地は悪くはない。頭皮に限らず、お肌のためにもいいそうだ。使い続けたわけでないので、効果のほどはわからない。妻によると、ストレスのせいか理由はよくわからないけれど、髪が少し薄くなったところがあったので、そこにつけ続けていたら、他と同じくらい濃くなったとのこと。とはいうものの、この手作り育毛剤が効いたのかどうかは、定かではない。もしつけていなくても治っていたのかもしれないだろうから。

 医学的な根拠はない。

 医学的な根拠はないにしても、市販されている育毛剤と比較できる程度の効果はあるのかもしれない。だとすれば、コスパ的にはかなり良いと思う。焼酎1合なんて、そうたいした値段ではないし、ゆずも種だけなら普通なら捨てるところだからだ。

 一子相伝の手作り育毛剤

 それにしても、昔から薄毛の悩みはあったのだろう。武士だって、薄毛ではちょんまげも結えないだろう。そういう人がたちがアロエはどうだろう、みかんの皮はどうだろう、ゆずの種はどうだろう、と確かめてみたのだろうか。そして、これだ!と発見したのだろうか。さらに、それをゆず農家が先祖伝来伝えてきたのだろうか。そして、となりのおばあちゃんが一子相伝で伝えているのだろうか。北斗の拳のように。そんなことに思いをはせてしまう手作り育毛剤である。

 手作り育毛剤まとめ⇒https://atmatome.jp/u/ridaia/5g7c4w2nn/

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